車庫飛ばしとは?罰則はあるの?

車庫飛ばし

「車庫飛ばし」を知っていますか?聞いたことはあるけど、もしくは全く初耳ですという方もいるかもしれません。

今回はその車庫飛ばしと車庫証明の罰則のお話です。

 

車庫飛ばしとは?

「車庫飛ばし」とは、車の所有者が車庫証明で登録された場所とは違う場所に車を保管し、使用する行為のことを言います。

つまり虚偽の申請をしているということです。

例えば、引っ越しや転勤の際に、以前の住所を登録したまま車を持ってきてしまうと「車庫飛ばし」に該当してしまいます。

意図して「車庫飛ばし」を行った訳ではないとはいえ、厳密にいうと車庫飛ばし状態となっています。

ですので、愛車の車庫証明の登録が実際の本拠と違うことに気付いた場合は、速やかに車庫証明の新規発行を行いましょう。

 

車庫飛ばし:悪質なケース

引っ越しや転勤などでうっかり車庫とばし状態になっている場合もありますが、意図的に車庫飛ばしを行う悪質なケースもあります。

車庫飛ばし①:廃車偽装

駐車場の駐車可能な台数以上の車を停めたいために、書類上廃車に見せかける行為。

車庫飛ばし②:住民票を移動

一時的に住民票を移動させ、車庫証明を取得する行為。

例えば、使用の本拠から離れた場所で、料金の安い駐車場を契約したい場合や、ご当地ナンバーや憧れの地名のナンバーを登録したい場合、軽自動車の届出が不要な地域での登録などがあります。

引っ越しや転勤をしたものの、車庫証明申請とその後の運輸支局における変更登録手続き・車検証の変更やナンバー変更をうっかり忘れてしまっていた場合もこのケースに入ります。

車庫飛ばし③:排ガス規制逃れ

排ガス規制を逃れるために利用するケースです。

大阪府では(平成30年現在)37市町が大気環境の保全を目的に条例に基づき規制されています。

こうした自治体の条例から逃れるため、規制のない地域に「名義上の住所を移したように見せかけ」車庫証明を取得し、規制の対象になる自治体で、排ガス規制に適合していないトラックを保有します。

 

車庫飛ばしによる罰則

「車庫飛ばし」をすると、以下の罰則を受けることになります。

  • 虚偽の保管場所証明申請:20万円以下の罰金
  • 道路の車庫代わり使用:3ヶ月以下の懲役又は20万円以下の罰金(減点3点)
  • 道路における長時間駐車:20万円以下の罰金(減点2点)
  • 保管場所の不届け・虚偽提出:10万円以下の罰金

また車庫飛ばしは、刑法第157条の公正証書原本不実記載等の罪に該当します。

これに問われると、「5年以下の懲役又は50万円以下の罰金が科される」という可能性もあります。

 

車庫飛ばしは犯罪!

他地域のナンバーを付けたいなど、軽い気持ちでの車庫飛ばしも犯罪にあたります。

虚偽の申告による取得や、悪質な場合は当然、罰則も重くなります。

また、引っ越しなどの理由でうっかり忘れていた場合でも軽い罰則が問われることとなります。

知らない間に法律に違反している状態になっていたということがないよう、お気を付け頂ければと思います。

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